ポテトチップスに含まれる食品添加物一覧

ポテトチップスに含まれる食品添加物一覧 | 添加物の危険性

ポテトチップスに含まれる人体に危険な食品添加物について紹介しています。

添加物名	危険度	用途
Ｌ-グルタミン酸ナトリウム	★★	強いうま味を持つアミノ酸（ナトリウム塩）です。塩と同じナトリウム成分なのに塩辛さは感じないため、塩分の過剰摂取につながります。そのため、高血圧や心臓病に悪く、腎臓の機能がうまく働かない人は残留して、腎障害をさらに促進させる恐れがあります。
香料	★	文字通り食品に香りをつけとして使用される添加物です。健康を害する成分を含む可能性があります。
乳化剤	★★	混じり合わないものの境界面で働いて、均一な状態にする目的で使用します。「乳化剤」に「グリセリン脂肪酸エステル」が使用されている場合、肝臓肥大や腎臓の石灰化すると言われています。
pH調整剤	★	食品の腐敗を防ぎ、日持ちを良くします。主成分は天然に存在しているもので、人体に大きな影響はないと考えられています。
デキストリン	★	ジャガイモやトウモロコシのデンプンで作られた添加物です。デキストリンにはいくつか種類があります。代表的なものとして「シクロデキストリン」「マルトデキストリン」「難消化性デキストリン」があります。「シクロデキストリン」以外は比較的安全だと考えられています。

ポテトチップスは、子供が大好きなお菓子の1つです。

しかし、多くのポテトチップスには添加物の香料が使用されています。

この香料と言う添加物は一括表示が認められているため、その香料が何から作られているか不明な点では不安です。

また、香料と同じように調味料(アミノ酸)が使用されているので、食べすぎには注意が必要です。

さらに、ポテトチップスを一度食べたらやめられない経験をしたことはないでしょうか。

ポテトチップスを一度食べたらやめられない原因は、添加物の「L-グルタミン酸Na」をメインとした調味料(アミノ酸)が添加物として使用されているからです。

L-グルタミン酸Naは舌を刺激して、その味が脳にインプットされやすく、もう一度「食べたい」と思わせるのです。

このL-グルタミン酸Naは、一度に大量に摂取すると、人によっては、体に灼熱感を感じたり、動悸を覚えることもあるので、L-グルタミン酸Naの過剰摂取には注意する必要があります。

そして、カラメル色素にも注意が必要です。カラメル色素には4種類あります。

その内の2種類には発がん性物質が含まれています。原料が何で作られているかわからない「カラメル色素」を使用しているお菓子は避けた方が良いと考えられます。

成形したポテトチップスの多くに乳化剤が使用されています。

乳化剤とは、水と油など混ざりにくい液体を混ざりやすくするために使用する添加物です。

乳化剤は合成のものが9品目あり、そのうちの4品目は安全性が高いです。

しかし、残り5品目には安全性に問題があります。

この乳化剤は一括名表示が認められていて、どれが使用されているかわからない点で不安が残ります。

ただ、デキストリンはぶどう糖がいくつも結合したもので、でんぷんを分解して作られています。食品に分類され、その由来からも危険性は低いです。

次にカロリーです。ジャガイモを油で揚げているので、ポテトチップスには、脂肪が酸化してできる過酸化脂質が含まれています。

この過酸化脂質は有害性があり、腹痛や下痢の原因になります。特に油に敏感な人は注意が必要です。

ポテトチップスが体に良くないのは、塩分が多く脂肪やカロリーが高いからです。

塩分は体には不可欠な成分です。しかし、塩分の過剰摂取は高血圧の原因になります。

また、胃の粘膜を保護している粘液を溶かしてしまうので、塩分の過剰摂取は胃が荒れる原因になります。

食べすぎには注意が必要だが、塩分やカロリーの量、心配な添加物の有無で判断するとカルビーポテトチップスが比較的良いと思われます。

塩分やカロリーの量、乳化剤の使用によって、成形したポテトチップスは避けた方が良いと考えられます。