添加物名 | 危険度 | 用途 |
---|---|---|
かんすい | ★★ | 炭酸系とリン酸系があります。炭酸系の場合は消化管粘膜へのただれを起こし、消化器や肝臓障害を起こすものもあります。リン酸系の場合は、体内のカルシウムを減らす危険性があります。 |
リン酸塩 | ★★ | 麺類の添加物で代表的なのが「かんすい由来」の「リン酸塩」です。かんすいは麺の色合いや食感などを良くするために使用されます。リン酸塩を過剰摂取すると、腸管からのカルシウム吸収が阻害され、血中カルシウムが低下します。カルシウムが神経細胞内に蓄積されると、脳・神経系に異常を引き起こすと言われています。 |

麺類に含まれる食品添加物一覧 | 添加物の危険性
麺類に含まれる人体に危険な食品添加物について紹介しています。
麺を作るのに年間2,000tものリン酸塩が!!

インスタントのラーメンやうどん、そばなどの麺類には、添加物のリン酸塩が多く使用されています。 この麺類に使用されるリン酸塩の量は年間で2,000tにものぼります。
添加物である「リン酸塩」の人体への影響はミネラルを奪い、カルシウム不足にします。
しかし、インスタントのラーメンやうどん、そばの添加物表示には「リン酸塩」表示が見当たりません。 それは「かんすい」の中に「リン酸塩」が隠されているからです。
袋麺にはおよそ0.3g、カップ麺には0.2g程度のリン酸塩が含まれています。
「ラーメン」も「うどん」も「そば」も、同量の「リン酸塩」が使われているとすると、 日本全体では、年間19億の食の袋麺に570t、32億食のカップ麺に640t、 合計でおよそ1,200tものリン酸塩が使用されている計算になります。
この他に、生麺や業務用の麺もあり、立ち食いそば・うどんにも、 保水効果を持たせるために「リン酸塩」の使用されています。 なので、麺類全体でのリン酸塩の使用量は2,000tを有に超えてる計算となります。
日本で1,000t以上使われている添加物は、化学調味料とリン酸塩だけです。
比較的添加物が少ない麺類の選び方

<「無かんすい」「リン酸塩不使用」の麺を>
好みのインスタントラーメンを食べたい方は、 リン酸塩対策として、煮干し粉を大さじ山盛り一杯と、半熟卵と野菜を入れて食べるのが良いでしょう。
かつては、「かんすいを使っていなければラーメンではない」と言われていました。 しかし、30年以上前に、生協や自然派の業者が、 炭酸ナトリウムや重曹、卵の殻を焼いたアルカリ剤ばどを用いた「無かんすい」のラーメンが発売されていました。
今では、自然派なら「無かんすい」「リン酸塩不使用」が当たり前になっています。
選ぶならこの
「無かんすい」のインスタントラーメン
を選びたいですね。
プロの店の健康に良いラーメンは、ダシの煮干し、鶏がら、昆布、椎茸などから、 ミネラルがスープに溶け出ています。 なので、こういったラーメンはミネラル不足になる危険性は低くなると言えます。
<煮干しや昆布の放射線物質には注意>
3.11以降は、残念ながら健康に良いラーメンでも、 煮干し、昆布、椎茸の産地を確かめなければ、安心して食べることができなくなっていいます。 それは、煮干しや、昆布、椎茸の 放射能に汚染されている危険性があるからです。
無化学調味料に取り込んでいる「無化調」ラーメン店は、当然のように放射能汚染のない産地のものを選んで欲しいものです。 しかし全ての「無化調」店が放射能汚染のない地域の煮干しや昆布、椎茸を使用しているわけではないとも思われます。
麺、具材、調味料のすべてが無添加であることをで有名な「麺や七彩」のようなラーメン店から、 スープに化学調味料を直接入れないだけで、化学調味料や合成保存料入りの醤油で仕込んでいる店まであります。 その点で言うと、店の評判を調べて、自ら食べ歩いて見つけるしかないと言えます。