お酢に含まれる食品添加物一覧 | 添加物の危険性

1970年頃まで、合成酢は醸造酢より多か生産されていました。

しかし、今では、合成酢はほとんどなくなってしまいました。

業界トップの企業姿勢が良いと、伝統食品の質が良くなり、 よく保たれるという典型例が「酢」と「醤油」です。

お酒が腐ると酢になるように、 アルコールに酢酸菌を入れると、酢ができます。

原材料に「アルコール」が入っているお酢を日本では「醸造酢」と言われます。

また、原材料に「酢酸（合成添加物）」が入っているお酢を日本では「合成酢」と言います。

今のところ「醸造酢」「合成酢」のどちらも健康被害などの文献はありません。 なので、お酢に関しては「醸造用アルコール」の使用がすぐに健康被害に影響があるとは考えられていません。

人間は純度の高い食品を好む傾向があるので、 自由経済の下で、醸造用アルコールが酢の原材料に用いられるのは必然的であります。

酢も、米や穀物だけでなく、アルコールも原材料に入れると、 透明感のある酸味になって料理に合わせやすくなります。

「醸造アルコール」から酢を作ると、安上がりの上、ミネラルの少ないすっきりした味になるので、 酢の原材料に、醸造用アルコールが使われることが多くなっています。

しかし、ミネラル不足になりがちな人にとっては、 この醸造アルコールで作られた酢を食するのは問題があります。

＜原材料が「米」のシンプルなお酢を選ぶ＞

今の時代に合う健康に良い酢を選ぶには、知識が必要です。

良い酢を選ぶには、原材料は「米」とか「リンゴ」というようにシンプルで、 アルコールを使っていないものが良いです。

ただ、原料にアルコールを使っていても、「酒粕」を使っていたら、 安上がりなのに、ミネラルが多く含まれるため、「酒粕」で作られた酢なら選んでも問題はありません。

酢を料理に用いると、ミネラルが水に溶けやすい形に変わり、ミネラルの吸収率が高くなります。 微量栄養素が多い良質な酢を多く使用し、健康度をアップさせましょう。